「JACリクルートメントに登録をお断りされた」時に考えられる原因は?
JACリクルートメントは、イギリス発の日系人材紹介会社として登場し、日本国内9箇所のほか、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国などの世界各国にネットワークを持つグローバルな転職エージェントです。
そんなJACリクルートメントに登録しようとしたところ、お断りされてしまったという人は意外と多いようです。JACリクルートメントに登録をお断りされてしまう原因は何なのでしょうか。また、対策はあるのでしょうか?
JACリクルートメントに登録をお断りされてしまう原因についてはいくつか考えられますが、そもそもJACリクルートメントは基本的に登録基準自体が厳しいと言われており、傾向を知らずに登録しようとしてお断りされてしまう人も多いようです。
JACリクルートメントはミドルからハイクラス、高年収層、30~50代の転職に強みがあることからも分かるように、数ある転職エージェントの中でも特にハイクラスの転職を“売り”としていますので、ターゲット層が狭いと考えるべきでしょう。
具体的には、
※29歳未満の人
※年収500~600万円未満の人
※55歳以上の人
※現在離職中の人
※第二新卒などキャリアが浅い人
※語学力がない人(例としてTOEIC700未満)
※学歴が低い人(例として早稲田、慶応、上智、同志社レベル以下)
などは、お断りされる可能性が高いという傾向にあるようです。
とはいえ、何が決定打となって、JACリクルートメントに登録をお断りされたのかは、こちら側では知る方法がありません。
そのため、自分で自分のキャリア、スキル、年齢、年収などを見返して“これが原因かもしれない”と憶測するほかないでしょう。
ただし、上記に該当していても案件によっては紹介してもらえる可能性がありますので、まずはJACリクルートメントへの登録にチャレンジしてみる価値はあると言えます。
「JACリクルートメントに登録をお断りされた」時の対策はある?
もしも、JACリクルートメントに登録をお断りされてしまった場合、対策はあるのでしょうか?具体的には、2つの方法が考えられますのでご紹介していきます。
※お断りされたJACリクルートメントに再登録するための対策
まず、いったんお断りされたJACリクルートメントへの再登録については、挑戦することはできるでしょう。
ただし、お断りされたのには何かしらの原因(理由)があるはずですから、その“お断りされた原因”を知らずしてJACリクルートメントへの再登録にチャレンジしても結果は期待できません。
JACリクルートメントにお断りされた側はその原因を知ることができませんので、
年収が低いのが原因でお断りされたのかもしれない
年齢が低すぎたあるいは高すぎたためお断りされたのかもしれない
学歴や語学力の低さが原因でお断りされたのかもしれない
など、自分の登録情報を見直し、必要に応じて加筆したり、より魅力的に思ってもらえる文章に書き換えたりする工夫がいるでしょう。
ただし嘘の情報を書いても、担当者と話すうちに必ずバレますので、そのような方法はやめてください。
※JACリクルートメント以外の転職エージェントを利用して転職するための対策
より現実的な対策としては、JACリクルートメントへの再登録にチャレンジしながらも、別の転職エージェントに登録し、転職活動を進めることです。
転職エージェントはJACリクルートメントだけではありませんし、JACリクルートメントにお断りされたからといって、全ての転職エージェントにお断りされる訳ではありません。
転職エージェントはそれぞれ、何かしらの強みを持っています。自分の強みと併せてそれらを見極め、JACリクルートメントよりもマッチング率が高そうな転職エージェントに登録することは、転職を成功させる近道と言えます。
JACリクルートメントにお断りされても落ち込む必要はない
今回はJACリクルートメントに登録をお断りされてしまう原因や対策について解説してきました。
魅力的な案件が豊富なJACリクルートメントですから「どうにか登録して転職を実現させたい」と思う気持ちは分かりますが、現実的にはやはり、登録するための基準は厳しいハードルが用意されていると言わざるを得ません。
ですが、JACリクルートメントに登録をお断りされてしまっても落ち込む必要はありません。落ち込んだところでJACリクルートメントがお断りを撤回してくれる訳でもありませんし、転職のための貴重な時間は刻一刻と過ぎてしまいます。
JACリクルートメントに執着せずに気持ちを切り替えて、まずは自身のキャリア、スキル、年齢、希望職種などを見直し、別の転職エージェントを利用するなど、転職活動を継続させることを第一に考えましょう。