パソナキャリアに登録を断られることなんてあるの?
そもそも、パソナキャリアに登録を断られることなんて実際にあるのでしょうか?
パソナキャリアは、初めての転職や、女性の転職に強いと謳っているため「簡単に登録を断られることはないだろう」と思ってしまいがちですが、実はパソナキャリアに断られている人は少なくないようです。
とはいえ、職業安定法で規定されていることもあり、はっきりと「登録をお断りします」「あなたのステータスでは登録できません」などとは言ってきません。
それでは「パソナキャリアに登録を断られているのか、断られていないのか」はどのように判断すれば良いのでしょうか。
まず、登録を断られない場合であれば、担当者から面談の電話やメールが入りますので、その時点で断られる心配はなくなります(ただし転職活動がスムーズに進むかどうかは別問題です)。
一方、パソナキャリアに登録を断られる場合、次のような内容のメールが届きます。
「登録データを拝見したところ、業務経験がある分野で紹介できそうな求人案件がありません。(中略)、今後、紹介できる求人案件が入ったらご連絡いたします」
残念ながら、パソナキャリアに登録を断られる人は、このような類のメールが届きます。「今後連絡をもらえるかも?」と期待せず、早めに次のステップに進むことを検討しましょう。
パソナキャリアに断られる人の傾向を知っておこう
パソナキャリアに断られる人の傾向を知っておくことは、登録時の対策にもなりますし、自分に適した転職エージェント探しの参考にもなります。
パソナキャリアに断られる人の傾向1「年齢」
まず年齢で見てみると、パソナキャリアでは20~40代の人が転職に成功しているようです。必ずしもこの年代でなければ断られるということではありませんが、20歳未満または40代後半~50代以上の場合、断られる可能性が高くなると思っておきましょう。
ただし、20歳未満や40代後半であっても、魅力的なスキルやキャリアを身につけていたり、企業が欲しがりそうな人材であったりするなどの場合は、登録を断られる可能性が低くなります。
パソナキャリアに断られる人の傾向2「転職回数」
パソナキャリアに限らず、転職エージェントはそれまでの転職回数を非常に気にします。これはエージェントを通さずに応募した場合でも同じで、転職回数が多いということは、それだけで“長続きしない”と判断されてしまいます。
転職回数が多い理由なども聞かれずに判断されてしまいますので、ギリギリ3回、4回以上転職をしている人はパソナキャリアの利用は難しいかもしれません。逆に、転職回数が少なければ少ないほど、転職成功率が上がりますので覚えておきましょう。
パソナキャリアに断られる人の傾向3「職歴」
これまで経験してきた職歴が特殊(例えば芸能関係、音楽関係、消防関係など特殊性が高い業種)だった場合、登録を断られる可能性が高くなります。
逆に事務、営業、経理、人事といった幅広い分野の企業に通用しそうな職種での経験があったり、あるいはエンジニアなど人手不足の職種の経験があったりする場合については、登録を断られる可能性が低いと言えるでしょう。
パソナキャリアに断られる人の傾向4「その他」
パソナキャリアに断られる人のその他の傾向として、
・正社員を経験したことがない
・30代後半~40代前半で役職に就いた経験がない
・取り立てて企業が求めるようなスキルやキャリアがない
・30歳を超えているのに正社員歴がない、もしくはフリーター歴が長い
などが考えられます。
もちろん、その人のキャリアやスキル、保有している資格、職歴などさまざまな部分を加味した上で判断しているとは思いますが、パソナキャリアの登録はWeb上で行うため、どうしても上記のような分かりやすいステータスで判断されてしまうことが多いようです。
パソナキャリアに登録を断られる可能性をできるだけ低くするには、断られる人の傾向に当てはまっていないかを確認すると同時に、自己PR欄でどれだけ自分の魅力を上手に伝えられるかという点も重要になってきます。
パソナキャリアに断られたら、次のステージへの第一歩を歩もう
パソナキャリアに断られるのは確かにショックですし、自分に自信をなくしてしまうかもしれませんが、それが転職活動の終焉を意味するものではありませんので、過度に落ち込んだりする必要はありません。
むしろ、パソナキャリアに断られることは、次のステージへ進むための第一歩と捉えるべきでしょう。
次のステージとは、自分により最適な求人を紹介してくれる転職エージェント、自分の属性で登録可能な転職エージェントを探し、転職活動を再開させることです。
転職活動に使える時間は限られた貴重な時間ですので、パソナキャリアに断られても立ち止まらず、できるだけ早く次のステージへ踏み出しましょう。