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パソナキャリアの評判は悪い?本当のところはどうなの?

数ある転職エージェントの中でも比較的大きいパソナキャリア。しかしながら、インターネットでパソナキャリアについて調べると、他社と比べて評判が悪い口コミもあります。

いったいなぜ、パソナキャリアは評判が悪いのでしょうか。本当のところはどうなのか、ここでは、パソナキャリアの評判が悪い理由の真相を探っていきます。

2018.04.28更新

評判が悪い?パソナキャリアは信頼できる会社なのか?

数ある転職エージェントの中でも、評判の悪い口コミも見られるパソナキャリアですが、信頼できる会社なのでしょうか。詳しくみていきましょう。

・運営母体は「株式会社パソナ」

株式会社パソナのグループ会社の1つが「パソナキャリア」です。株式会社パソナは1976年に設立され、東京都千代田区大手町に本社を構えています。

全国各地に店舗があり、社員数 8,682人と大きな会社です。パソナキャリアも本部と事業部が東京にあり、全国各地に拠点が設けられています(※2018年4月時点の情報です)。

株式会社パソナは人材派遣の業界では老舗の会社で、「パソナと言えば人材派遣」と言われるほどに派遣業界で地位を確立しており、信頼を寄せる企業も多いです。

派遣事業の「パソナ」をはじめ、医療系の転職サイトである「パソナメディカル」、海外系の転職に強い「パソナグローバル」など、幅広い分野の職業紹介や派遣事業を行っています。

・職業紹介優良事業者に2015年認定

職業紹介優良事業者とは、職業紹介業務の適正運営やサービス向上、法令遵守の徹底、人材紹介事業の特性を活かした就業支援など、厚生労働省の委託事業が定める審査基準を満たした事業者を認定する制度です。

この制度は2015年より開始され、パソナはその最初の年に認定されています。職業紹介優良事業者の認定を受けることで、国の定める指針を適正に順守していることを裏付ける形となります。

 

パソナキャリアはなぜ評判が悪いのか?

パソナキャリアは、国の定める指針を適正に順守している信頼性の高いパソナグループの1つですが、なぜネット上で評判が悪いのでしょうか。

口コミなどを見ていると、以下の3つがパソナキャリアの評判が悪い大きな理由となっているようです。

・大都市以外の地域の求人は大手エージェントと比較して少ない

全国各地に拠点があるパソナキャリアですが、求人数はやはり大都市に偏りがあります。人口や企業数の関係もあるので、ある程度は仕方がない部分もあるのですが、希望する地域によっては、求人数に満足がいかない可能性もあるようです。

また、リクルートエージェントなどの大手転職エージェントと比べると、求人数は少なくなっています。より多くの求人からじっくり見比べて決めたいという方は、パソナキャリアよりも大手エージェントがおすすめです。

・若い人向けの求人が多い

他社の転職エージェントと比較すると、パソナキャリアは比較的若い人向けの求人が多いという口コミがいくつかありました。

調べてみると、パソナキャリアは若年層や第二新卒の人がターゲットになっているので、40代後半向けの求人は少ない傾向にあります。

そのため、年代が高めの方には魅力的な求人が少ない可能性が考えられるので、キャリアを積んだ方向けの転職エージェントを利用した方が賢明と言えるでしょう。

・キャリアアドバイザーのレベルにバラツキがある

パソナキャリアは、キャリアアドバイザーのレベルにバラツキがあるため、担当者によってサポートに差が出るのという特徴があります。良い担当者であれば、親身にアドバイスをしてくれ、自分に合った求人を紹介してくれるようです。

しかし、悪い担当者があたってしまうと、

対応が機械的
連絡が返ってこない
求人の紹介が最初だけだった
ミスや勘違いが多い
意思疎通ができなかった

などの口コミも多かったので、キャリアアドバイザーのレベルにバラツキがあることも、パソナキャリアの評判が悪い理由の1つと言えるでしょう。

・専門性の高いアドバイスを受けられない

総合型エージェントとして幅広い業種や職種を扱うパソナキャリアですが、専門的なアドバイスは、他のエージェントと比べて弱いという意見が多いです。

パソナキャリアは、専門性よりも総合的な業種や職種の幅広さを重視する傾向にあります。専門的なアドバイスや相談を希望する方は、パソナキャリア以外にも、希望する職種に特化した転職エージェントも併用することをおすすめします。

・大手エージェントと比べてアナログ

近年、大手エージェントの多くは利用者が使用するマイページのシステムを工夫しています。

応募、求人紹介、担当キャリアアドバイザーへの連絡など、全てインターネット上で完結することができたり、スマホ利用者向けに専用アプリを開発するなど、ウェブサービスとしての利便性を向上させていたりするエージェントが多いです。

しかし、パソナキャリアはこの面において遅れているため、大手エージェントと比べて、サービスがややアナログで利用しにくいという声もあります。

電話やメールでフォローしているようですが、それをストレスに感じたり、忙しい人は対応が面倒だと、不満を持ったりする人もいることも事実です。

 

まとめ

今回は、パソナキャリアはなぜ評判が悪いのかを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

パソナキャリアがなぜ評判が悪いのかをまとめると、

・大都市以外の地域の求人は大手エージェントと比較して少ない
・年代が高めの方の求人が少ない
・キャリアアドバイザーのレベルにバラツキがある
・専門性の高いアドバイスを受けられない
・大手エージェントと比べてサービスがややアナログ

上記5点に集約されています。

質の悪いキャリアアドバイザーが担当になった場合は、担当者を変更することで解決できますが、希望条件を満たす求人がない場合はパソナキャリアで転職活動を行う意味がありません。

そういった場合は、求人の豊富さという点において、やはりリクルートエージェントなどの大手転職エージェントを利用した方が、希望の求人を見つけることができると言えるでしょう。

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